- 2021年8月15日
- 2023年1月6日
団体交渉はどこまで応ずるべきか?(誠実交渉義務)
社長 当社は労働組合の要求について、団体交渉に応ずることとしました。しかし、どこまで応ずる必要があるのでしょうか?単に団体交渉のテーブルについて組合側の言い分を聞けばよいのでしょうか?当社の見解や根拠のほか、労 […]
社長 当社は労働組合の要求について、団体交渉に応ずることとしました。しかし、どこまで応ずる必要があるのでしょうか?単に団体交渉のテーブルについて組合側の言い分を聞けばよいのでしょうか?当社の見解や根拠のほか、労 […]
社長 当社では, 労働条件に関する事項については, もちろん交渉に応じています。しかし,例えば,会社の経営方針,組織変更などについて団体交渉申入れがあった場合,使用者はこれに応ずる義務があるでしょうか。 弁護士 […]
社長 会社を退職した社員が残業代を請求してきました。当社としては支払うつもりはないことを伝えたところ,労働審判手続を起こすとの噂を耳にしました。労働審判手続はどこの裁判所で行われるのでしょうか。遠方の裁判所の場 […]
社長 会社を退職した社員が解雇の無効を主張して労働審判手続を申し立てました。会社としては,第1回労働審判手続期日呼出状及び答弁書催告を受け取り,答弁書の提出や労働審判手続期日への出席など対応をしなければなりませ […]
社長 労働審判事件は,裁判手続でありながら、大部分が調停という話し合いの解決によって終了すると聞きました。しかし,調停に応ずるべきなのか、徹底的に戦って労働審判(それに引き続く訴訟での判決)を受けるべきなのか、 […]
社長 会社に第1回労働審判手続期日呼出状及び答弁書催告状が届きました。社員(労働者)から労働審判を申し立てられたのです。知り合いに弁護士はおりませんが、社会保険手続や給与計算をお願いしている顧問社会保険労務士の […]
社長 会社に第1回労働審判手続期日呼出状及び答弁書催告状が届きました。そこには,第1回労働審判期日が約1ヶ月後に指定されています。しかし,一体会社側では誰が出席すればよいのでしょうか。また,出席した場合,一体何 […]
社長 「第1回労働審判手続期日呼出状及び答弁書催告状」を受け取りました。先月当社を退職した社員(労働者)から裁判を起こされたようです。しかし,そもそも労働審判手続とはいかなる裁判なのか?全体の流れやスケジュール […]
社長 いよいよ第1回労働審判期日に会社側として出席する日が近づいてきました。いやが上にも緊張感は高まります。しかし,一体何を話せばよいのか,逆に,うかつなことを話してしまわないだろうか心配です。労働審判期日の発 […]
労働審判を申し立てられた会社が弁護士を選ぶ際に知っておきたい3つのこと 会社に第1回労働審判手続期日呼出状及び答弁書催告状が届いた。 従業員から労働審判を起こされたのだ。速やかに弁護士に相談・依頼をしたいが,一 […]
社長 会社に裁判所から「第1回労働審判手続期日呼出状及び答弁書催告状」が届きました。そこには,出頭期日と共に,会社の言い分を記載した「答弁書」という書面を提出するべき期限が記載されています。しかし,答弁書と言わ […]
社長 先日、会社に第1回労働審判手続期日呼出状及び答弁書催告状が届きました。それを読むと、期日が約1ヶ月後に指定されていました。しかし,その日は大事な商談が予定されており、社長である私が出席できません。また,会 […]
社長 労働審判手続は,約70%が調停という話し合いで終わると聞きました。しかし,会社としては,労働審判手続の調停において,一体どのような事項を検討するべきかが分かりません。調停で検討するポイントを教えてください […]
社長 退職した社員より解雇無効・地位確認等請求労働審判事件を起こされました。しかし,会社は間違ったことはしていないはずです。裁判所(労働審判委員会)からは答弁書で会社の言い分を出すように指示されているが,一体何 […]
社長 先月退職した社員より残業代請求労働審判事件を起こされました。裁判所(労働審判委員会)からは答弁書で会社の言い分を出すように指示されているが,一体何を主張したらよいのか分かりません。会社は残業代を払う必要は […]
社長 当社の従業員が残業代を請求してきています。今後労働審判や訴訟に発展する可能性があります。当社ではタイムカード等による労働時間管理を行っておらず,従業員側が証明することは出来ないと踏んでいますが,従業員はど […]
社長 上司からの指示がないのに残業をしている従業員がいます。当該従業員に残業代を支払う必要はありますか? 弁護士吉村雄二郎 従業員の自発的な残業を放置していると,多額の割増賃金が生じるおそれがあります。残業につ […]
社長 労基法上1日8時間,1週間40時間という原則的ルールがあることは分かりました。しかし,そもそも労働時間ってどのようなものなのでしょうか?例えば,従業員が待機している時間や,実作業に入る前の準備時間,単に職 […]
社長 手待時間、手空き時間など実作業に従事していない時間帯がありますが、それは労働時間ではなく、休憩時間ではないでしょうか?休憩時間か否かの判断基準はあるのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 休憩時間は、拘束時問の […]
社長 当社には営業社員がいるのですが,いわゆる直行直帰を行うことも多く,実際に何時まで仕事をしていたのかわからない状況となっています。また,営業社員に対しては,一定の営業手当は払っていますが,残業代は払っていま […]
社長 先日、内定承諾書を提出した学生が内定を辞退したいという連絡がありました。内定承諾後に辞退されると採用予定人数が確保できない等、当社に多大な損害が発生します。当社としては、辞退の理由も明確でないことから、内 […]
社長 当社はOA機器のリース・販売等を業とする会社です。この度,同業のX社に勤務する営業マンYを中途採用しました。YはX社に勤務中からX社の顧客を当社へ紹介してくれたり,当社で就業を開始した後も,X社の顧客リス […]
社長 当社では、入社後6ヶ月間を試用期間としています。試用期間の長さとして適当でしょうか?試用期間としてどの程度まで許容されるのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 試用期間中の雇用契約の法的性質は、解約権留保付の雇 […]
社長 当社では,既存の従業員の退職に伴い,新たに従業員の採用を検討しています。そこで,応募者の思想・信条を理由に不採用とすることはできるのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 法的には,契約自由の原則から,思想・信条 […]
社長 当社では,従業員の退職に伴い,新たに従業員の採用を検討しています。そこで,調査・面接についての注意点について教えてください。 弁護士吉村雄二郎 使用者は,労働者の採用に当たって調査の自由を有しますが,無制 […]
社長 当社の社員Yが,転居して通勤費用が従前より下がったにもかかわらず、その旨を会社に申告しなかったため、3年にわたり通勤手当を過分に受給していたことが判明しました。Yは悪意があった訳ではなさそうなので懲戒処分 […]
社長 当社は年俸制を導入して3年になります。昨今の会社の業績不振と当該社員の成績不振を理由として,ある社員の次年度の年俸額を10%引き下げようとしたところ,「年俸額を一方的に減額するのは法律違反だ」と主張して紛 […]
社長 当社では,これまで管理職のみに適用していた年俸制を一般社員にまで拡大しようと考えています。当社の賃金体系は,従来の基本給部分の16倍を年俸として,月々は年俸の16分の1に加え,家族手当や住宅手当,単身赴任 […]
社長 当社は今年度から課長以上の管理職の賃金に年俸制を導入しましたが,ある課の業績が極端に悪いため,来月1日付で責任者である課長を課長代理に降格することになりました。管理職の年俸は役職と連動した等級を基準に決定 […]
社長 定期昇給やベースアップは必ず4月に行わないといけないのですか? 弁護士吉村雄二郎 あらかじめ定められた賃金表に基づき、使用者が従業員に対し定期的に賃金の引き上げを行うことを、一般に「定期昇給」と呼んでいま […]
社長 労働者からの残業代の支払を求める労働審判や訴訟において,労働者が残業代支払請求を放棄しているとの反論ができると聞きました。具体的にはどのような場合に出来るのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 残業代請求権が発 […]
社長 我が社の給与規程には,「会社は業績に応じて賞与を支給する」との定めがあり,これまで,ときに変動はありましたが,毎年2回,夏は給料の2カ月分前後,冬は給料の3カ月分前後を賞与として支払ってきました。ところが […]
社長 当社の従業員Yが、各種ローンによる多重債務に陥り、裁判所より給与の差押命令が送達されました。この場合、当社としてはどのように対応すべきなのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 労基法24条は賃金は直接労働者に支 […]
社長 当社では現在賃金を現金にて支給しておりますが、今後、口座振り込みにしたいと考えております。どのように進めればよいでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 ①労働者の同意を得ること, ②労働者が指定する銀行その他の金 […]
社長 当社は今期まで急激に業績が悪化したため、誠に遺憾ながら、年末の賞与の一部を当社の製品で現物支給とすることにしたいと思っています。このようなことは可能でしょうか? 弁護士吉村雄二郎 労基法24条1項は,「賃 […]
社長 社員の正当な理由のない遅刻・早退に対しては罰として賃金カットを行いたいと思います。無制限に賃金カットを行っても大丈夫でしょうか? 弁護士吉村雄二郎 賃金カットによる制裁には、労基法91条の制限があります。 […]
社長 当社には,現在,退職金制度がありませんが,長期勤続者が退職した場合に限り,勤続年数に応じた餞別金を支給してきました。法律上,企業には退職金制度を設ける義務があるのでしょうか。また,これまで行ってきた餞別金 […]
社長 従業員Aが,来月末日,自己都合で退職することになりました。Aは,退職と同時に転居する予定なので,賃金および退職金を退職日に現金で直接支給してほしいと希望しています。当社の賃金規定では,毎月の給与は毎月10 […]
社長 当社の社内住宅資金貸付規程では,社員が退職する際,社内貸付の残額を退職金から控除することとしており,金銭消費貸借契約書にもその旨を記載してあります。社員が予定より早めに退職するときは,控除金額が退職金の半 […]
社長 最近,退職した従業員から残業代がまとめて請求されることが多いと聞きました。当社でも従業員が残業をしていることが常態化しているため,残業代を請求されてしまったら大変なことになります。増大する残業代への予防策 […]
社長 当社の営業社員Yは、その営業売上額ベースで考えると、Yの賃金分すら稼いでいないと思われます。このような社員については、労働契約を解除して売上額に応じた手数料を支払う業務委託契約か、労働契約を維持するとして […]
社長 我が社の就業規則には,「賞与はその支給日に在籍する者に対して支給する」と規定しています。この規定について,支給日直前に定年退職日を迎える人や解雇された者にも,賞与不支給として問題はありませんでしょうか。 […]
社長 当社では,賞与査定に際して,遅刻・早退はもとより,欠勤についても理由を問わずにマイナス査定の対象としています。ところが,労働組合が,交通機関の遅れによる遅刻は不可抗力であり査定に含めるべきではないとか,労 […]
社長 当社の従業員Aは,過失によるミスで取引先から契約解除され,会社に対し100万円を超える損害与えました。そこで,賞与を不支給とする減給制裁を行おうと思います。減給には,月例賃金の10分の1以下という制限があ […]
社長 労働者からの残業代の支払を求める労働審判や訴訟において,消滅時効が生じたとの反論があると聞きました。具体的にはどのようにすればよいのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 残業代請求権は,権利を行使することができ […]
社長 社員から,「妻が急に病気になって入院手術が必要となったので,医療費に充てるため,給料の前借りをしたい」と,給料2か月分の借入を申し出てきました。妻の病気は予想できないことで,金員が必要な事情もわかりますが […]
社長 当社のある事業所内で窃盗被害が生じました。どうやらその事業所のAという従業員が窃盗をはたらいたようで,Aも認める供述をしています。そこで,当社としては,非行を犯した疑いのあるAに対し,事実関係の調査や懲戒 […]
社長 当社の52歳の営業部長Yから「交通事故により右足を複雑骨折し完治まで約1年はかかるため、しばらくの間内勤に異動させてほしい」との要望がありました。 そこで、ひとますYを内勤業務(総務)に就かせる予定ですが […]
社長 残業代の支払いを求める労働審判や訴訟において,使用者側で行う事出来る主な反論はどのようなものがあるでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 使用者側の反論としては,次のようなものが主に考えられます。 ・労働者が管理 […]
社長 労働者からの残業代の支払を求める労働審判や訴訟において,残業を命じていないので,労働時間ではないとの反論が出来ると聞きました。具体的にはどのような場合に出来るのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 使用者が残業 […]
社長 当社の社員が裁判員に選ばれたとして,公判に出席するための休暇,賃金保障および不利益取扱いの禁止を求めてきました。当社の就業規則や労働協約には,裁判員選任に伴う労働時間や賃金の扱いについて具体的な規定をおい […]
社長 当社では新卒の採用内定者に対して内定時研修を4回実施しています。研修参加者には,毎回,交通費として3000円を支給するほか、採用後4月1日に研修手当として1回につき1万円(合計4万円)を支給する旨を参加者 […]
社長 当社では,いわゆる固定残業代制度を導入していますが,労働者からの残業代の支払を求める労働審判や訴訟において,固定残業代制度が無効となる場合があると聞き不安になりました。固定残業代制度は具体的にどのような場 […]
社長 当社は長らく続いた不況の影響により業績不振に陥っています。経費削減等の策は講じていますが,それでも経営難は改善することはなく,最終手段としてやむを得ず従業員の賃金を切り下げようと考えています。賃金の切り下 […]
社長 当社では,来月の15日に賞与を支給しますが,労働災害のため算定期間のほとんどを休業している従業員がいます。労働災害とはいえ,勤務していない期間については支給対象から除外してもよいのでしょうか。それとも,労 […]
社長 当社では課長職以上の役職者(課長、次長、部長)を管理職として一律に残業代支給の対象外としています。法律でも管理職については残業代を支払わなくても大丈夫だと聞いたことがあります。ところが、当社を退職した課長 […]
社長 当社で,即戦力となる中堅クラスの営業マンを採用するにあたり,雇用開始日から1年以内に自己都合により退職した場合には返還するという条件で奨励金(サイニングボーナス)の150万円を支給しています。そうしたとこ […]
社長 当社は家電品を販売する会社ですが、昨今の景気悪化、他社との価格競争等により業績不振に陥り、不採算部門の撤退をはじめとする経費削減に努め、組織改革も行い、人員整理に着手し、人員を削減する計画を立て、新規雇用 […]
社長 当社は,東京に本社を置き国内外にグループ事業会社を有する会社です。当社は、平成元年に当時東北地区に唯一有していた建材事業部東北営業所に従業員Yを採用し、同人は同営業所の経理・庶務の仕事に携わってきました。 […]
整理解雇は、人員整理の最終手段ですが、整理解雇4要件による厳格な規制がなされており、方法を誤ると労働者より解雇の無効、賃金(バックペイ)の遡及支払い、損害賠償(慰謝料)などを請求される高いリスクを負います。他方 […]
社長 当社には,メンタルヘルスの不調を理由として休職している従業員がいます。その従業員は主治医から復職可能(治癒)との診断書をもらい,当社へ復職の申出がありました。これに対して、当社の産業医は復職は不可であると […]
社長 当社の従業員に,メンタルヘルスの不調を原因として休職している者がいます。しかし,当該従業員が休職するのは初めてではなく,同じ傷病による理由で何度も休職と復職を繰り返しており,休職期間を通算すると1度に取得 […]
社長 当社は中規模の建築会社ですが、当社従業員に建築工事現場で長年にわたり現場監督業務に従事して参ったYがおります。しかし,Yは、持病であるバセドウ病のため現場作業はできないので事務作業をさせること、午後六時以 […]
社長 当社の従業員にメンタルヘルスの不調が疑われ,欠勤を繰り返している者がいます。当該従業員から休職の申出はありませんが,当社としては,業務にも支障が出ており,当該従業員に治療に専念してもらうためにも休職させた […]
社長 当社の従業員が,製品開発の職にあった従業員が、当社が開発を模討していた新製品のに関する開発計画等を議題とする会議に出席し、当該会議資料を持ち出し,データを競合会社へ漏洩していることが発覚しました。この行為 […]
社長 当社では、書籍の販売を業とする出版社ですが、今春卒業予定の学生に対し、昨年内定通知をだしておりました。しかし、急激な業績不振により、当該学生が担当する予定だった業務がない状態となっております。そこで、当該 […]
社長 当行は某都市銀行ですが,当行B支店に勤務している従業員が,貸付先であるC社への不正融資の疑いを抱き,その事実確認及び資料収集の目的で,オンライン端末からホストコンピュータにアクセスし,C社の借入金残高,延 […]
社長 先日、当社の営業社員Yが、営業経費の一部を不正に取得していたことが発覚しました。そこで、当社は、事実関係を調査するため,Yに対し自宅待機を命じました。 ただ、当社の就業規則には自宅待機の規定がないのですが […]
社長 当社の従業員が金銭を着服した事実が発覚したので,当該従業員を懲戒解雇しようと考えています。その際に,今後同じような不正発生を防止するためにも,社内に当該従業員が起こした不正事実と懲戒解雇される旨を公表しよ […]
電話受付時間
平日(月)〜(金)10:00〜18:00/土日祝日 休業
電話による法律相談は
行なっておりません。