学歴・経歴
- 2001年 中央大学法学部法律学科卒業
- 2001年 さいたま地方裁判所(裁判所書記官)
- 旧司法試験合格
- さいたま地方裁判所(裁判所書記官)退職
- 2008年9月 弁護士登録 東京弁護士会 登録番号37755
- 坂井・三村・相澤法律事務所 勤務
- 法律事務所 開設(代表者)
- 吉村労働再生法律事務所(弁護士法人化)
- 経済産業省「経営革新等支援機関」認定
2023年9月現在 弁護士歴16年目 裁判実務歴23年目
主な取り扱い分野
- 労働法務(使用者側)
- 労働審判・労働仮処分・労働訴訟の代理
- 労働組合との交渉
- 労働基準監督署,労働委員会等の対応
- 組織再編・事業再生における労働問題の対応
- 人員削減・賃金カット等の対応及びコンサルティング
- 再発防止策の策定を含む人事・労務制度改革のコンサルティング
- 企業の倒産・事業再生
- 法的手続を使わない整理方法
- 法的手続(破産・民事再生)
- 企業法務一般
これまでの解決実績
下記のページをご参照ください。
会社側 労働審判等の弁護士による解決実績
労務専門誌での執筆等
「男性社員のみを営業部門へ配置する法的問題点」
労政時報3812号 2011年12月
労政時報3816号 2012年2月
労政時報3818号 2012年3月
労政時報3820号 2012年4月
労政時報3824号 2012年6月
労政時報3828号 2012年8月
労政時報3830号 2012年9月
労務行政 2012年11月
労政時報3835号2012年12月
労政時報3844号 2013年4月
労政時報3851号 2013年8月
ぎょうせい 2013年9月
労政時報3864号 2014年3月
労政時報3867号 2014年5月
日経産業新聞 2014年6月25日
日経産業新聞 2014年6月26日
「週刊SPA!7/15号」 2014年7月
労政時報3872号 2014年8月
労政時報3874号 2014年9月
週間文春 2014年10月
日経ヴェリタス第346号 2014年10月
株式会社労務行政 2014年10月
日経ヴェリタス第349号 2014年11月
労政時報3879号 2014年12月
月刊企業実務 2015 年 2 月
労政時報3884号 2015年3月
日経ヴェリタス第370号 2015年4月
労政時報3889号 2015年6月
労政時報3897号 2015年10月
労政時報3899号 2015年11月
労政時報3903号 2016年2月
月刊企業実務 2016 年 3 月
労政時報3912号 2016年7月
労政時報3917号2016年10月
月刊企業実務 2016年10月
労政時報3923号 2017年1月
労政時報3928号 2017年4月
労政時報3935号 2017年8月
労務事情1347号 2017年9月
労政時報3942号 2017年12月
労政時報3949号 2018年4月
労務事情1364号 2018年6月
讀賣新聞社会面 2018年6月
労政時報3955号 2018年7月
労政時報3956号 2018年10月
労政時報3960号 2018年10月
労政時報3962号 2018年12月
労政時報3967号 2019年2月
労政時報3969号 2019年3月
労政時報3971号 2019年4月
労政時報3972号 2019年5月
企業実務 2019年6月号
労政時報3975号 2019年7月
ビジネスガイド(日本法令) 2019年9月
労政時報3978号 2019年9月
労政時報3982号 2019年11月
労務事情1396号 2019年12月
労務行政 共著 2020年1月
労政時報3986号 2020年1月
企業実務 2020年3月号
労政時報3993号 2020年5月
労政時報3994号 2020年6月
労政時報3999号 2020年9月
労政時報4001号 2020年10月
企業実務 2020年12月号
労政時報4006号 2020年12月
労務事情1419号 2021年2月
労政時報4010号 2021年3月
労政時報4014号 2021年5月
労政時報4019号 2021年8月
労務事情1437号 2021年11月
労政時報4025号 2021年11月
労政時報4026号 2021年12月
労政時報4034号 2022年4月
労政時報4039号 2022年7月
企業実務858号 2022年7月
労政時報4043号 2022年10月
労務事情1458号 2022年11月
人事の地図1238号 2022年11月
人事の地図1240号 2023年1月
講演・講師等
- 「労働審判における使用者側代理人の実務対応」
(千葉県弁護士会 弁護士対象講義) - 「人件費調整の法律実務」
(商工会議所 法務セミナー) - 「職場の労働問題」
(労働基準協会 企業経営者向け講演) - 「労使トラブルの裁判実務と社労士の事前対応」
(社会保険労務士会 社労士向け講義) - 「労災民事訴訟の実務対応」
(東京・千葉 保険会社対象)
メディア出演・掲載
「労働時間の規制緩和について」
J-WAVE 「Morning Vision」2014年4月
日テレ‐女子大生内定取消訴訟について
フジテレビ「めざましどようび」2014年11月
日テレ‐女子大生内定取消訴訟について
フジテレビ「スーパーニュース」2014年12月
「新型コロナウイルスの休業補償について」
フジテレビ「Live News it!」2020年2月
「リモハラ(リモートハラスメント)について」
フジテレビ「めざましテレビ」2021年5月
「バス運転手の夏期休暇の買い取りについて」
フジテレビ「Live News it!」2024年5月
趣味
読書(ジャンルを問わず乱読)
旅行(歴史小説を読んだ後、小説の舞台となった場所へ旅行すること)
散歩(平日は神保町古本屋街界隈、週2回早朝ランニング)
ラーメン(最近は朝ラーにはまる)
執務姿勢・ポリシー
経営者の業の肯定に基づく弁護をポリシーとする。労働問題に関する経営者の業とは多くの場合「法律の不知」に過ぎない。法律違反であると分かりながら法律違反を犯す経営者は希である。多くの労働問題は、我が国が、労働法という複雑で理解困難な法律を制定しておきながら、経営者に対して適切な周知を欠いているために生じている。労働問題は、いわば政策の欠陥によって生じているといっても過言ではない。にもかかわらず、単に「法律の不知」を理由に不手際を起こしてしまったことを理由に「ブラック企業」呼ばわりされる経営者はいわば被害者である。しかし、世の中の風潮は、どういう訳か法律を知らなかっただけの会社経営者を批判する傾向が顕著である。「法律の不知」により苦境に立たされた経営者に寄り添う弁護士も少数である。そこで、経営者の業を肯定した上で、経営者により沿った弁護をすることを当事務所の基本としている。
弁護士登録後,多数の労働事件を取り扱い,交渉・訴訟についての強みを生かし,多くの勝訴的結果を残す。
企業からのご相談・ご依頼については,法的なルールに則りながらも,各企業毎に存在する厳しい実情・課題を解決するための具体的な方法を,企業の皆様と共に考え抜き,提案する。「貴社のやりかたは法律に違反します。」「裁判では通りません。」などという紋切り型の回答や法令・判例の最大公約数的かつ保守的な回答だけするようなことは絶対にしない。ときにリスクのある対応についても「解決」につながるのであれば積極的に助言・支援を行う。
また,最近増加する労働者側からの不当な請求に対しては,敢然と立ち向かい,毅然とした対応を貫く。労働審判手続で会社側に立って却下決定を得る,会社側不利な訴訟でも,最小限のコストで和解するなど,勝訴的結果を数多く勝ち取っている。
弁護士吉村雄二郎からのご挨拶
労働問題100万件超の時代
昨今は,不当解雇,雇い止め,労働条件の引き下げ,パワハラ,名ばかり管理職,派遣切り,偽装請負などがニュースを賑わしています。全国の労働局に設置されている総合労働相談に寄せられる相談件数は平成20年より12年連続で100万件を突破し高止まりの状況にあり,民事上の個別労働紛争相談件数に関して言えば令和元年度は過去最高を記録しています。
また,東京地方裁判所に申し立てられる労働審判事件もここ数年は3300件~3700件程度となっており、労働審判を含む労働民事事件は7000件を超え,従来約3000件程度で推移していた件数が倍以上増加している状況です。 以上は労働局や裁判所などの役所に持ち込まれた労働問題ですが,世の中で起きている労働問題のごく一部に過ぎず,実際にはその100倍以上は,この世の中で労働問題が生じているものと推測できます。
労働問題に発生による企業の被害は絶大
労使間で一度トラブルが発生すると,その解決のために,経営者も労働者も大きな経済的負担や時間,労力がかかるのみならず,労使間の信頼関係の回復も難しくなります。例えば,問題社員の解雇問題によって,金銭解決のための莫大な和解金の支払義務に加え,会社の要となる社員まで退職することになってしまったケースや,退職した社員から莫大な残業代を請求され企業が倒産したケースもあります。このように労働問題の企業に与える被害は絶大なものになります。
早期解決・紛争予防が重要
まず発生してしまった労働問題については,早期解決が重要です。トラブル対応の遅くなれば遅くなるほど,問題はこじれにこじれ,容易に収集がつかなくなり,解決に費やす金銭的負担や労力も増大します。トラブル解決の為の対応はいかに早期着手してもしすぎることはないのです。
トラブル解決は大変な負担が伴いますので,そもそも労働問題トラブルが発生しないように事前の予防措置を行っておくことこそが実は最も重要です。ともすると経営者の皆様は,人事・労務分野のケアを後回しにされますが,しかし,その結果,膨大な簿外債務が発生し,深刻な人材ロスが発生する例をいくつも見てきました。事後的な紛争対応にかかるコストに比べれば,事前予防にかけるコストは遙かに低いのです。
法律相談・裁判・組合・労基署対応など各種専門サービスのスピーディなご提供
そこで,当サイトでは,現実に労働問題でお困りの企業・経営者・人事の方に対して,法律・裁判例・行政通達その他公的ルールに則り,かつ,各企業・労使関係の実情に応じた,具体的な解決を導くためのご相談・ご依頼をスピーディに提供させて頂いております。また,事前予防のためのコンサルティングも積極的にお引き受けいたしております。労働事件を多数取り扱い,法律に則った裁判における解決のみならず,裁判外においても粘り強い交渉・毅然とした対応により解決に導いてきた豊富な実績・経験を有する弁護士が担当させていただきます。
Q&A・ニュース・コラムによる充実した情報の発信
また,当サイトでは人事・労務・労働問題に関する各種情報を提供し,企業・経営者の皆様に有益な情報を提供いたします。Q&Aでは,トピック毎に極力具体的な事例を示し,ポイントを絞って分かりやすい情報を提供しています。
また,ニュースでは,最新の法令改正・裁判例・行政通達について,分かりやすく情報を提供しております。コラムでは,労働問題に多く関わる弁護士が,実際の紛争を通じて考えた「人」と「仕事」の関係について参考になる情報を提供しております。
「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」
武田信玄の甲陽軍艦という戦術書の中にある言葉だそうです(真に武田信玄が述べたかは歴史学上争いがあるそうですが,それはさておきます。)。勝敗を決するのは,堅固な城ではなく,人の力である。兵士一人一人の個人の力や特性を把握し,彼らの才能を十分に発揮できるような集団を作らなければならない。また,人は情理を尽くし,誠実な態度こそが相手方の心に届き,逆に相手を憎めば必ず反発に遭い,害意を抱かれる。結局は,指揮官と兵士の密度の濃い信頼関係があってこそ,最大のパフォーマンスを発揮され,武田軍の兵力を最大限発揮することができる,概ねこんな意味であると私は理解しており,好きな言葉の一つとなっています。現代企業の人事・労務関係の本質にも通ずる重みのある言葉ではないでしょうか。
私は,わが日本は,「人」こそが財産であると確信しています。構造的な経済不況を抱え,様々な制度披露が生じておりますが,再生の鍵は「人」のパフォーマンスをいかに発揮させることができるか,に尽きます。「人」が人生をかけてその大半の時間とコストを真剣にかけて自己実現をする場である職場が,労使の信頼関係の下にスムーズに展開しているのであれば,最大のパフォーマンスが発揮され,企業も,従業員も,ひいては,我が国も再生に向かいます。
当ホームページを通じて,人事・労務・労働問題にお悩みの企業・経営者の皆様へ,充実したサービス・情報を提供し,少しでも人事・労務トラブルの解決・予防・改善に役立てていただければ幸甚です。