残業代の支払いを求める労働審判や訴訟において,使用者側で行う事出来る主な反論はどのようなものがあるでしょうか?
使用者側の反論としては,次のようなものが主に考えられます。
・労働者が管理監督者に当たる
・基本給や手当に残業代が含まれている
・待機時間・仮眠時間は労働時間では無い
・残業を命じていない
・消滅時効によって残業代請求が消滅した
・労働者が残業代請求を放棄した
・そもそも雇用契約ではなく業務委託契約である。
・実労働時間と異なる
・事業場外みなし制が適用される
・裁量労働制,変形労働時間制が適用される